2016年11月22日

「続深夜食堂」を観て~ゆったりとした時間

「続深夜食堂」を観に行きました。
今回も「めしや」を舞台に、3つの話があります。

第一話は、喪服にまつわる話、編集者の範子はストレス発散のために喪服を着るという、葬式で佐藤浩市演じる石田に会い…。佐藤浩市がちょい役出ているのが良かったです。

第二話は年の差婚の話。結末は分かっているけれど、キムラの演技がいい。「めしや」で小林がキムラに出す最後の料理は…。

第三話は、前回に続き多部未華子が登場、渡辺美佐子演じるお婆さんとのからみが前回の食べのお婆さんの話に繋がっている。渡辺には、秘密があって…。

今回は、めしやのマスターは完全に黒子。三つの話は今回の方が良かったです。別に大きな事件が起きるわけでもありませんが、安心して観ていられる映画です。
さんま



  


Posted by まちの大工さん  at 12:00Comments(0)映画の話

2016年11月20日

「ジャックリーチャー」を観て~かわいそうなエスピン中尉

映画「ジャックリーチャー」を観に行きました。
トムクルーズ演じる歯ブラシとパスポートしか持たない元軍人ジャックの2作目です。今回は、不正を暴こうとしてはめられた元部下のターナー少佐を救うために活躍します。

途中、少女サマンも出てきますが、ハッキリ言って別に出てこなくてもいいとは思いましたが、演じていたダニカ・ヤロシュは◎でした。

後半ターナーとサマンサの二人が居るためジャックのシーンが短くなり、時間がゆっくり感じたのは少々残念でした

何よりかわいそうなのはオルディス・ホッジ演じるエスピン中尉です。悪い役でもないのにはじめにジャックに殴られ、途中で足を撃たれて最後は松葉杖になってしまう役。気の毒の固まりでした。
エスピン


  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話

2016年11月18日

ミュージアム」を観て~意味深なラスト

映画「ミュージアム」を観に行きました。
雨の日に殺人事件が起こる。それも、殺人のタイトルを付けわざわざ、見せびらかすように発見される。雨の日の殺人事件は連続して起きますが、殺されている人がある裁判に関わってる、その中に主人公沢村の妻、遙が入っていることから単なる殺人事件のストーリーではなく、刑事沢村の家族にも焦点を当てたストーリーになっています。

犯人は雨合羽を着てカエルの面を被った男、殺人はいつも雨の日に起き、出演者の顔も逆光の中のシーンが多いため映像は暗く、回想シーンは明るく暖色系になっています。シーンによって色調を変えてあります。ずっと暗い画面で、青空が見えるのはラストだけです。

これから観る人のために詳しく書きませんが、カエル男の犯行理由と雨の日に犯行に及ぶ理由は意外なことです。映画の中盤、カエル男と沢村が対峙した時、カエル男の仕草が犯人への手がかりになります。そして、ラストのカットにも深く関係します。

最近の映画には珍しく沢村のタバコをするシーンが多く、何か事件に関係するのかと思いましたが、父親との回想シーンに使われたぐらいした。

犯人の逮捕と妻子を取り戻すため進入した沢村とカエル男との格闘シーンは◎、雨の日のカーチェイスも日本映画としては◎、カエル男のマスクも◎、ボロボロの小栗、怪演の妻夫木は◎でした。

時間を忘れる緊迫感のある見応えのある映画でした。
カエル男


  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話