2012年08月30日
「あなたへ」を観て~白黒シーンと余がメモを見るシーンに注目
主演高倉健の「あなたへ」を観に行きました。
映画のはじめに健さんが亡くなった妻(田中)のはがきを受け取り、もう一枚のはがきを受け取るために平戸に旅に出るまでに田中との回想シーンが二つあります。風鈴のシーンと病院に入院して花瓶が出るシーンです。風鈴と花瓶だけがカラーで他はセピア色になっています。パートカラー(白黒画面の中に一部だけカラー)の映像です。
花瓶は健さんと一緒に旅をします。風鈴は、健さん自らが吊っているのを下げます。
ここまでは、健さんの妻との思い出は風鈴と花瓶だったのです。
初めのシーンは刑務所のシーン、健さんは転勤を重ねた刑務官、長塚、原田夫妻の話からも浮き沈みのない生活を送ってきたことが語られます。刑務所の中は同じ制服、同じような色の室内、建物、健さんの人生と同じように特色のない空間です。旅にでるまでの健さんの生活はそんな生活だったのです。
映画は、田中との回想シーンを挟みながら旅を続けます。
健さんにとって、色の付いた人生は田中と結婚して生活したことです。だから、旅にでてから たけし、草薙、佐藤、綾瀬、余、大滝に会い、その人生を聞き、健さんの人生(田中との回想シーン)に色が付いていくのです。
旅の途中で会う、たけし、草薙と佐藤や長塚が再び出るシーンがあることはいい脚本です。
佐藤浩市の役はなぜか物足りないですが、その理由は最後に分ります。
これから観に行く人は、健さんが平戸で見せる手書きのメモを余が注目するシーンがあります。なぜ、注目したのか。ラストに繋がる大事なシーンです。
主演の名前だけで人を呼べる役者はほとんどいなくなりました。また、健さん=高倉健、寅さん=渥美清のように愛称で呼ばれる役者も少なくなりました。芸能界でも個人の魅力が落ちているのでしょうか?
たくさんの役者が出ますが、それぞれに出番があり、役が生きています。降旗監督の力と健さんの人を生かす演技によると思います。高倉健81歳、この映画でラストでしょうか?

映画のはじめに健さんが亡くなった妻(田中)のはがきを受け取り、もう一枚のはがきを受け取るために平戸に旅に出るまでに田中との回想シーンが二つあります。風鈴のシーンと病院に入院して花瓶が出るシーンです。風鈴と花瓶だけがカラーで他はセピア色になっています。パートカラー(白黒画面の中に一部だけカラー)の映像です。
花瓶は健さんと一緒に旅をします。風鈴は、健さん自らが吊っているのを下げます。
ここまでは、健さんの妻との思い出は風鈴と花瓶だったのです。
初めのシーンは刑務所のシーン、健さんは転勤を重ねた刑務官、長塚、原田夫妻の話からも浮き沈みのない生活を送ってきたことが語られます。刑務所の中は同じ制服、同じような色の室内、建物、健さんの人生と同じように特色のない空間です。旅にでるまでの健さんの生活はそんな生活だったのです。
映画は、田中との回想シーンを挟みながら旅を続けます。
健さんにとって、色の付いた人生は田中と結婚して生活したことです。だから、旅にでてから たけし、草薙、佐藤、綾瀬、余、大滝に会い、その人生を聞き、健さんの人生(田中との回想シーン)に色が付いていくのです。
旅の途中で会う、たけし、草薙と佐藤や長塚が再び出るシーンがあることはいい脚本です。
佐藤浩市の役はなぜか物足りないですが、その理由は最後に分ります。
これから観に行く人は、健さんが平戸で見せる手書きのメモを余が注目するシーンがあります。なぜ、注目したのか。ラストに繋がる大事なシーンです。
主演の名前だけで人を呼べる役者はほとんどいなくなりました。また、健さん=高倉健、寅さん=渥美清のように愛称で呼ばれる役者も少なくなりました。芸能界でも個人の魅力が落ちているのでしょうか?
たくさんの役者が出ますが、それぞれに出番があり、役が生きています。降旗監督の力と健さんの人を生かす演技によると思います。高倉健81歳、この映画でラストでしょうか?
2012年08月25日
「プロメテウス」を観て2~火となり地球を救う
前回は一般公開前だったので、あまり内容に触れないようにとブログを書きました。今回は、ストーリーにも入り込んで書いてあります。
オープニングに、人のような人(?)が大きな滝のところに立っています。この人が、液体を流し、自分も水の中にそして生物が生まれた。というのがオープニングです。実は、たどり着く惑星にこの人が居るのですが…。
予告編やチラシに書いてあるように、当初は、人類の起源、造物主の手掛かりを探して、宇宙に飛び立つ冒険映画です。惑星につき、ピラミッドの探索に向かうところまでは、冒険映画ですが、ピラミッドでデヴィットが見つけたアンプルと迷子になった二人の科学者が襲われるシーンから映画は不気味な雰囲気になるのです。
アンプルと科学者を襲った生物は、なんとなくラストシーンを予感させます。
また、プロメテウス号ではデヴィットによりチャーリーに移されたものは、エリザベスの体の中に…。
プロメテウス号には、全く違う目的の人物が乗り込んでいます。
この時間はミステリー映画になっています。
そして、エリザベスは自ら命を守るため、開腹手術をして異性物を取り出し、そのままピラミッドの中に(スコット監督の女性は強い)、そこで、蘇った人の意図を知ります。
エリザベスはプロミテウス号にたどり着けず、プロミテウス号は火となり地球を救います。最後は持っている力を使って戦うアクション映画になっています。
そして、ピラミッドの中では、エッと思うのとやっぱりと思うことが同時に頭に浮かぶラストへ。
監督は期待を裏切りません。
冒険、アクション、ミステリーとストーリーは変化します。難しいことを考えないで楽しむ映画です。また、プロミテウス号をはじめ、使われているセットや小物などは大変凝っています。
3Dもセット作って、撮影しているので、いい使い方だと思います。前回書いたようにホログラムのシーンは最高ですし、子犬たちによって映像化されるピラミッドのシーンの3Dは◎です。
続編は作られるでしょうか?スコット監督は75歳。「エイリアン」のように他の監督が続編を作るのでしょうか?映画としては一つの作品ですが、「人類の起源」というテーマには何も答えが出ていませんが…。

オープニングに、人のような人(?)が大きな滝のところに立っています。この人が、液体を流し、自分も水の中にそして生物が生まれた。というのがオープニングです。実は、たどり着く惑星にこの人が居るのですが…。
予告編やチラシに書いてあるように、当初は、人類の起源、造物主の手掛かりを探して、宇宙に飛び立つ冒険映画です。惑星につき、ピラミッドの探索に向かうところまでは、冒険映画ですが、ピラミッドでデヴィットが見つけたアンプルと迷子になった二人の科学者が襲われるシーンから映画は不気味な雰囲気になるのです。
アンプルと科学者を襲った生物は、なんとなくラストシーンを予感させます。
また、プロメテウス号ではデヴィットによりチャーリーに移されたものは、エリザベスの体の中に…。
プロメテウス号には、全く違う目的の人物が乗り込んでいます。
この時間はミステリー映画になっています。
そして、エリザベスは自ら命を守るため、開腹手術をして異性物を取り出し、そのままピラミッドの中に(スコット監督の女性は強い)、そこで、蘇った人の意図を知ります。
エリザベスはプロミテウス号にたどり着けず、プロミテウス号は火となり地球を救います。最後は持っている力を使って戦うアクション映画になっています。
そして、ピラミッドの中では、エッと思うのとやっぱりと思うことが同時に頭に浮かぶラストへ。
監督は期待を裏切りません。
冒険、アクション、ミステリーとストーリーは変化します。難しいことを考えないで楽しむ映画です。また、プロミテウス号をはじめ、使われているセットや小物などは大変凝っています。
3Dもセット作って、撮影しているので、いい使い方だと思います。前回書いたようにホログラムのシーンは最高ですし、子犬たちによって映像化されるピラミッドのシーンの3Dは◎です。
続編は作られるでしょうか?スコット監督は75歳。「エイリアン」のように他の監督が続編を作るのでしょうか?映画としては一つの作品ですが、「人類の起源」というテーマには何も答えが出ていませんが…。
2012年08月21日
「アベンジャーズ」を観て~ラストカットは下の絵
「アベンジャーズ」を観に行きました。
アメリカンコミックのヒーローが集団で、敵に立ち向かうというストーリーです。
変わったストーリーはありませんが、チームになるまでに仲間同士の戦いが多いのが意外でした。
敵の魚のような宇宙船は、なかなかいいデザインです。アイアンマンとハルクの活躍が目立ちます。空を自由に飛べる、怪物のような体という能力から言っても仕方ありませんが、映画としては少し残念です。
サミュエル・ジャクソンが丹下段平のようです。
何も考えずに楽しむ作品です。観客も老若男女、雑多でした。
映画はラストでハルクの紫色バージョンのようなキャラが出ますが、これで終わりではありません。下の絵が最後のカットでテーブルに6人が座っています(セリフも何も無い。ほんの数秒です)。そして、アイアンマン3の来年公開の予告で終わりです。但し、観ても観なくても本編とは全く関係がありません。
たくさんの方が、エンドロールの途中で出て行きましたので、観た人は一部です。これから観に行く方は、最後まで立たないように、見ればちょっとお得した感じになります。

アメリカンコミックのヒーローが集団で、敵に立ち向かうというストーリーです。
変わったストーリーはありませんが、チームになるまでに仲間同士の戦いが多いのが意外でした。
敵の魚のような宇宙船は、なかなかいいデザインです。アイアンマンとハルクの活躍が目立ちます。空を自由に飛べる、怪物のような体という能力から言っても仕方ありませんが、映画としては少し残念です。
サミュエル・ジャクソンが丹下段平のようです。
何も考えずに楽しむ作品です。観客も老若男女、雑多でした。
映画はラストでハルクの紫色バージョンのようなキャラが出ますが、これで終わりではありません。下の絵が最後のカットでテーブルに6人が座っています(セリフも何も無い。ほんの数秒です)。そして、アイアンマン3の来年公開の予告で終わりです。但し、観ても観なくても本編とは全く関係がありません。
たくさんの方が、エンドロールの途中で出て行きましたので、観た人は一部です。これから観に行く方は、最後まで立たないように、見ればちょっとお得した感じになります。
2012年08月18日
「一枚のハガキ」を観て
「一枚のハガキ」を観に行きました。新藤兼人監督の遺作です。
大竹しのぶが50代と思えない演技をしています。また、柄本明が舅役で出ています。頭を下げて「ニヤッ」とするシーンは最高です。
100人の中から「くじ」で生き先を決める。映画の後、パンフレットを買ったらこの話は、新藤監督が本当に自身で経験した話だそうです。戦争末期に、32歳で出征した新藤監督の実体験の話と分り、信じられない気もしましたが、当時の軍部がデタラメな戦争をしていたのだと思いました。
映画の上官に与えられた任務は、戦場で役に立つ人を送るのではなく、ただの数合わせだったのでしょう。福島原発の作業員が下請け会社から何の仕事かもわからないで作業していることを思い出しました。
大竹しのぶが画面いっぱいに「わしをおいて何で死んだ。」と叫ぶシーン、豊川に「なんであんたは生きとる。」と叫ぶシーンは、亡くなった新藤監督の戦友94人の遺族の叫びでした。
お骨もない「英霊」と書かれた紙が一枚入っている箱を渡された遺族の気持ちを代弁したのでしょう。
農家の前のシーンが、何度も流れます。出征するシーン、「英霊」として箱になって帰ってくるシーン、義父が亡くなるシーン、農作業中に柄本が亡くなるシーンなど、しかし、この農家がラストで燃えてしまいます。大竹演じる嫁友子が、新しい生活に旅立つために。
ラストのシーンは麦畑の向こうに納屋が見えます。てっきり、お金で家を建てているのかと思いましたが、金色に実った麦畑の向こうで納屋に道具を下ろす二人でした。

大竹しのぶが50代と思えない演技をしています。また、柄本明が舅役で出ています。頭を下げて「ニヤッ」とするシーンは最高です。
100人の中から「くじ」で生き先を決める。映画の後、パンフレットを買ったらこの話は、新藤監督が本当に自身で経験した話だそうです。戦争末期に、32歳で出征した新藤監督の実体験の話と分り、信じられない気もしましたが、当時の軍部がデタラメな戦争をしていたのだと思いました。
映画の上官に与えられた任務は、戦場で役に立つ人を送るのではなく、ただの数合わせだったのでしょう。福島原発の作業員が下請け会社から何の仕事かもわからないで作業していることを思い出しました。
大竹しのぶが画面いっぱいに「わしをおいて何で死んだ。」と叫ぶシーン、豊川に「なんであんたは生きとる。」と叫ぶシーンは、亡くなった新藤監督の戦友94人の遺族の叫びでした。
お骨もない「英霊」と書かれた紙が一枚入っている箱を渡された遺族の気持ちを代弁したのでしょう。
農家の前のシーンが、何度も流れます。出征するシーン、「英霊」として箱になって帰ってくるシーン、義父が亡くなるシーン、農作業中に柄本が亡くなるシーンなど、しかし、この農家がラストで燃えてしまいます。大竹演じる嫁友子が、新しい生活に旅立つために。
ラストのシーンは麦畑の向こうに納屋が見えます。てっきり、お金で家を建てているのかと思いましたが、金色に実った麦畑の向こうで納屋に道具を下ろす二人でした。
2012年08月16日
「トータル・リコール」を観て
「トータル・リコール」を観に行きました。
冒頭のコロニー、UFB、フォールの発射シーンや主人公ダグの夢、夢の中の女性、ピアノなど記憶の手があとで生きてきます。
21世紀末の世界大戦で化学兵器で汚染され、地下に棲むようになった人類は裕福なUFBと貧しいコロニーに分けられています。そして主人公のダグは記憶を失い、諜報員とロボットのシンセティック工場作業員の二つの顔、妻のもう一つの顔はダグの見張り役と二つの顔を持っています。映画の世界も主要人物も二つの面を持っています。
映画はとにかく、走る、逃げる、追う、闘うシーンの連続。その舞台もコロニーの街の中、UFBの街中のカーチェイス、縦横、立体的に移動するエレベーターでの戦いと様々です。
小道具もいい、手の平の携帯電話、ガラスに手を付けると映像が映るシーン、背中のバックのモニター、エアカー、捕獲する銃、魚のようなヘリ、番傘のような傘など様々です。
その割に、普通の銃撃戦が多いです。
記憶失い、自分が誰かわからないダグがマサイアスに言われる言葉は最後にダグを救います。それまでは、どこまでが真実で、だれが味方かわからないほど場面は変わります。
パンフレットの見開きにリコール社の広告が出ていますが、広告と違い映画の中でダグが行ったリコール社は、中国風でアメリカ風ではありません。
約二時間、息もつかせないシーンの連続です。別の世界に言った感覚です。

冒頭のコロニー、UFB、フォールの発射シーンや主人公ダグの夢、夢の中の女性、ピアノなど記憶の手があとで生きてきます。
21世紀末の世界大戦で化学兵器で汚染され、地下に棲むようになった人類は裕福なUFBと貧しいコロニーに分けられています。そして主人公のダグは記憶を失い、諜報員とロボットのシンセティック工場作業員の二つの顔、妻のもう一つの顔はダグの見張り役と二つの顔を持っています。映画の世界も主要人物も二つの面を持っています。
映画はとにかく、走る、逃げる、追う、闘うシーンの連続。その舞台もコロニーの街の中、UFBの街中のカーチェイス、縦横、立体的に移動するエレベーターでの戦いと様々です。
小道具もいい、手の平の携帯電話、ガラスに手を付けると映像が映るシーン、背中のバックのモニター、エアカー、捕獲する銃、魚のようなヘリ、番傘のような傘など様々です。
その割に、普通の銃撃戦が多いです。
記憶失い、自分が誰かわからないダグがマサイアスに言われる言葉は最後にダグを救います。それまでは、どこまでが真実で、だれが味方かわからないほど場面は変わります。
パンフレットの見開きにリコール社の広告が出ていますが、広告と違い映画の中でダグが行ったリコール社は、中国風でアメリカ風ではありません。
約二時間、息もつかせないシーンの連続です。別の世界に言った感覚です。
2012年08月11日
「なでしこJAPAN鮫島選手のインタビュー」
なでしこJAPANが銀メダルを取りました。TVを見ていると鮫島選手のインタビューがありました。
なぜこんなことを書くかというと、昨年W杯に優勝した時もほとんどインタビューを私は見たことがありません。短いコメント程度でした。
鮫島選手は、W杯の時は全試合出場でしたし、今回のオリンピックもほとんどの試合に出ています。
勝手な憶測ですが、昨年の原発の事故を気にしてのことでしょうか?当時、鮫島選手は東京電力で働いていました。
鮫島選手は事故の後、当時所属していた東京電力マリーゼは唯一のなでしこの選手である鮫島選手を米国のチームに移籍させ、サッカーができる環境を守ったのです。そのことに鮫島選手は感謝しているそうです。
W杯優勝後、鮫島選手は福島原発に青のユニホームを、福島県庁に白のユニホームを贈りました(ブログ吉田所長ごくろうさま参照)。彼女ができる恩返しだったと思います。
今回は、銀メダルを持って福島の子供達に会いに行ってほしいと思います。五輪前にベガルタ仙台レディースに移籍していますから、時間は取れると思います。
事故が起きたことは、鮫島選手が悪いわけではありません。銀メダルを取ることが鮫島選手の仕事です。被災者を元気づけるためにも、メダルを持って他の選手と一緒に被災地で子供たちとサッカーをしてほしいと思います。

なぜこんなことを書くかというと、昨年W杯に優勝した時もほとんどインタビューを私は見たことがありません。短いコメント程度でした。
鮫島選手は、W杯の時は全試合出場でしたし、今回のオリンピックもほとんどの試合に出ています。
勝手な憶測ですが、昨年の原発の事故を気にしてのことでしょうか?当時、鮫島選手は東京電力で働いていました。
鮫島選手は事故の後、当時所属していた東京電力マリーゼは唯一のなでしこの選手である鮫島選手を米国のチームに移籍させ、サッカーができる環境を守ったのです。そのことに鮫島選手は感謝しているそうです。
W杯優勝後、鮫島選手は福島原発に青のユニホームを、福島県庁に白のユニホームを贈りました(ブログ吉田所長ごくろうさま参照)。彼女ができる恩返しだったと思います。
今回は、銀メダルを持って福島の子供達に会いに行ってほしいと思います。五輪前にベガルタ仙台レディースに移籍していますから、時間は取れると思います。
事故が起きたことは、鮫島選手が悪いわけではありません。銀メダルを取ることが鮫島選手の仕事です。被災者を元気づけるためにも、メダルを持って他の選手と一緒に被災地で子供たちとサッカーをしてほしいと思います。
2012年08月08日
「プロメテウス」を観て
「プロメテウス」の特別上映に行きました。
リドリースコット監督の話題作です。しかも、3D。
とにかくテンポ良く進みます。冒頭の荒涼としたシーンから、惑星に着くまで20分ほどです。
ネタばれになるので非常に書きにくいですが、初めに出てくるシーン、アンドロイドのデヴィット(アラビアのロレンスのピーター・オトールに似ています)が宇宙船の中を案内します。このシーンは後で生きてきます。
船長をはじめ10人程のクルーがいますが、それぞれにキチンと描かれています。主人公のエリザベスは、途中とんでもない目(神話のプロメテウスは、ゼウスの怒りを買い、腹を割かれますがそれに関連しているのでしょうか)に遭いますが、ラスト近くで科学者としての心とかつ、人として節度、良心に板挟みになります。
意外なことは、戦闘シーンと呼ばれるようなシーンはありません。
プロメテウスは人に火を与えた神ですが(そういえば、冒頭で「アラビアのロレンス」がマッチを消す映像がありますが何か意図があるのでしょうか?)、プロメテウスの最後は地球を助けます。そのシーンもテンポが非常にいいです。そしてラスト、「エッ!」と驚くシーンで終わります。
3Dの使い方は◎です。特にホログラムのシーンは最高です。映像もきれいでした。
ネットで見ると、いろいろ書かれていますが、2時間程の映画ですが時間を忘れます。単純に作品を楽しむ方がいいと思います。あの「エイリアン」でも79年公開当初から話題にはなりましたが、傑作とまでは言われなかったと思いますから。
「エイリアン」のように続編が作られるでしょうか?エリザベスの行動は、エイリアンのリプリーの行動に煮ているような気がします。
もっと書きたいですが、公開前なのでこれぐらいにしておきます。

リドリースコット監督の話題作です。しかも、3D。
とにかくテンポ良く進みます。冒頭の荒涼としたシーンから、惑星に着くまで20分ほどです。
ネタばれになるので非常に書きにくいですが、初めに出てくるシーン、アンドロイドのデヴィット(アラビアのロレンスのピーター・オトールに似ています)が宇宙船の中を案内します。このシーンは後で生きてきます。
船長をはじめ10人程のクルーがいますが、それぞれにキチンと描かれています。主人公のエリザベスは、途中とんでもない目(神話のプロメテウスは、ゼウスの怒りを買い、腹を割かれますがそれに関連しているのでしょうか)に遭いますが、ラスト近くで科学者としての心とかつ、人として節度、良心に板挟みになります。
意外なことは、戦闘シーンと呼ばれるようなシーンはありません。
プロメテウスは人に火を与えた神ですが(そういえば、冒頭で「アラビアのロレンス」がマッチを消す映像がありますが何か意図があるのでしょうか?)、プロメテウスの最後は地球を助けます。そのシーンもテンポが非常にいいです。そしてラスト、「エッ!」と驚くシーンで終わります。
3Dの使い方は◎です。特にホログラムのシーンは最高です。映像もきれいでした。
ネットで見ると、いろいろ書かれていますが、2時間程の映画ですが時間を忘れます。単純に作品を楽しむ方がいいと思います。あの「エイリアン」でも79年公開当初から話題にはなりましたが、傑作とまでは言われなかったと思いますから。
「エイリアン」のように続編が作られるでしょうか?エリザベスの行動は、エイリアンのリプリーの行動に煮ているような気がします。
もっと書きたいですが、公開前なのでこれぐらいにしておきます。