2017年06月13日

「ローガン」を観て~老人、老眼をかけた弱いローガン

「ローガン」を観てきました。ヒュー・ジャックマンの当たり役ローガンの最後の作品です。

ローガンは年をとり、体に埋め込まれたアダマンチウムの毒に犯され、治癒能力も衰え、今までのローガンと違い弱い男になっています。同じように年老いたプロフェッサーXと暮らしている。

そこに現れた少女ローラはローガンのDNAを持っています。3人でミュータントが暮らせるエデンへ向かうロードムービーです。

ローラを作った組織は、ローラを取り返しに襲ってきます。適役ピアーズは片腕がロボットの男、ローガンはチンピラにもかなわないほど弱く、逃げの一手です。

途中で映画「シェーン」の映像が流れます。これから見に行く人はそのシーンを覚えておくとラストに繋がります。

残念ながらピアーズはローガンとの決闘はありません。代わりにX24が出てきますが、ハッキリ言っていらないと思いました。ローガンも最後に強くならず、ボロボロになってローラを救った方がいいと思いました。

X24を出すのなら初めから出して、どうして作られたのか、ちゃんと映像化してほしいと思いました。

ローガン

  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話

2017年06月13日

「花戦さ」を観て~利休とのシーンが○

「花戦さ」を観てきました。野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市、中井貴一が競演する映画です。
主人公は、萬斎演じる池坊専好、市川が秀吉、中井が信長、佐藤が千利休を演じています。

花戦さは2回、信長と秀吉に対してです。冒頭の信長の前で生けたシーンで登場人物が総登場します。秀吉の前に生けるのは最後、その間は利休との関わりが語られます。

利休の茶室でのシーンは2回、1回目は利休に専好が気づかされ、2回目は利休が気づかされる、この脚本は○でした。特に2回目のシーンがいい、暗い小さな茶室に黒い衣の二人、黒い茶碗、暗い床の間に白梅が生けてある中での覚悟を決めた利休との対話は○でした。

残念なことは、アップが非常に多いこと。これだけの役者でなぜアップが多いのか不思議でした。体全体で演技しているシーン観たかったのに残念。

花戦



  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話