2013年09月09日
WELL珈琲新築工事日誌80~完成模型
下の写真は、完成模型です。このブログでは、工事が始まってからの打合せ(事務所で18回、現場で3回)は書いていませんから、この模型の写真を掲載する機会がありませんでしたが、4月に模型は完成し、お施主さんとの打ち合わせに使っていました。

新築を依頼された方には、ほとんど模型をつくっています。基礎も、内部の間仕切りもすべて作って打合せに使用しています。
やはり立体的に見ることができる事は、図面やパースなど平面で打合せすることと全く違います。
9月2日にオープンしましたので、このブログも今回で終了です。
ブログを読んでいただいた方、ぜひ、お店に行って美味しいコーヒーでも飲んでください。
新築を依頼された方には、ほとんど模型をつくっています。基礎も、内部の間仕切りもすべて作って打合せに使用しています。
やはり立体的に見ることができる事は、図面やパースなど平面で打合せすることと全く違います。
9月2日にオープンしましたので、このブログも今回で終了です。
ブログを読んでいただいた方、ぜひ、お店に行って美味しいコーヒーでも飲んでください。
2013年09月09日
WELL珈琲新築工事日誌79~ここを見て5
以前に掲載したように、内装工事には腰板を張りオスモで塗装してありますが、腰板は下の絵のように板と板をかみ合わせて張っています。

板が張り終わって塗装するとかみ合わせ部分は塗装できません。この板は本物なので伸縮しますから、板が縮んだときに塗っていない部分が見えてしまいます。塗装する色が濃いのでなおさら目立ちます。
そこで、私の工場で板のかみ合わせ部分を先に塗ってから現場で張ったのです。
下の写真を見てください。板と板の継ぎ目だけが色が付いています。工場で加工した時に先にかみ合わせ部分だけ先に塗ったのです(下図参照)。

次回は「完成模型」です
板が張り終わって塗装するとかみ合わせ部分は塗装できません。この板は本物なので伸縮しますから、板が縮んだときに塗っていない部分が見えてしまいます。塗装する色が濃いのでなおさら目立ちます。
そこで、私の工場で板のかみ合わせ部分を先に塗ってから現場で張ったのです。
下の写真を見てください。板と板の継ぎ目だけが色が付いています。工場で加工した時に先にかみ合わせ部分だけ先に塗ったのです(下図参照)。
次回は「完成模型」です
2013年09月06日
WELL珈琲新築工事日誌78~ここを見て4
内部仕上げです。
このカウンター現場で吹き付けしました。光沢を見てください。

出角には、木材で出角を作っています。

角は人がこすったりして傷むからです。お店でも石膏ボードで出角を作っている店を見たことがありますが、石膏ボードは欠け易く、欠けると直すのに大変です。出角に木が見えないところは角にベニヤを張っています。角が欠けないようにひと手間です。

次回は「ここを見て5」です。
このカウンター現場で吹き付けしました。光沢を見てください。
出角には、木材で出角を作っています。
角は人がこすったりして傷むからです。お店でも石膏ボードで出角を作っている店を見たことがありますが、石膏ボードは欠け易く、欠けると直すのに大変です。出角に木が見えないところは角にベニヤを張っています。角が欠けないようにひと手間です。
次回は「ここを見て5」です。
2013年09月04日
WELL珈琲新築工事日誌77~OPENしました
9月2日に開店しました。開店日の模様です。

お店の中はこんな感じです。

カウンター席に座ると、おしゃれなカップが並んでいます。
次回はここをみて4です
お店の中はこんな感じです。
カウンター席に座ると、おしゃれなカップが並んでいます。
次回はここをみて4です
2013年09月02日
WELL珈琲新築工事日誌76~本日OPEN
今日、9月2日8時30分に開店します。
このブログをお読みの方、おいしい珈琲を飲みに行ってください。マスターにこのブログ読んでますと言っていただけると幸いです。

住所 豊川市松久町2-17
℡ 0533-74-1678
e-mail/well-coffee@xd5.so-net.ne.jp
営業時間8:30~18:00
定休日 水曜日

このブログをお読みの方、おいしい珈琲を飲みに行ってください。マスターにこのブログ読んでますと言っていただけると幸いです。
住所 豊川市松久町2-17
℡ 0533-74-1678
e-mail/well-coffee@xd5.so-net.ne.jp
営業時間8:30~18:00
定休日 水曜日
2013年08月30日
WELL珈琲新築工事日誌75~ここを見てその3
この軒天、空気抜きの穴まで塗装してあります。

軒天のボードはセメント系ですのでこのような濃い色で塗ると板の厚みが白いのが下から見ると分るからです(下図参照)。

次回は「ここを見て4」です。
軒天のボードはセメント系ですのでこのような濃い色で塗ると板の厚みが白いのが下から見ると分るからです(下図参照)。
次回は「ここを見て4」です。
2013年08月28日
WELL珈琲新築工事日誌74~ここを見てその2
外壁の仕上げです。
この写真は足場を解体する前に上から下へ撮った写真ですが、歪がなく角波鋼板が張られています。

杉板がまっすぐに張られ、釘がキチンと並んでいます。
外壁の杉板にも植物系塗料オスモの外部用を使用しています。

杉板の出角には鋼板を張っています、また、万一雨が入ってもいいように、入り隅には以前に屋根で掲載したように杉板の下に水切りを入れてあります(下図参照)。

次回は「ここを見てその3」です。
この写真は足場を解体する前に上から下へ撮った写真ですが、歪がなく角波鋼板が張られています。
杉板がまっすぐに張られ、釘がキチンと並んでいます。
外壁の杉板にも植物系塗料オスモの外部用を使用しています。
杉板の出角には鋼板を張っています、また、万一雨が入ってもいいように、入り隅には以前に屋根で掲載したように杉板の下に水切りを入れてあります(下図参照)。
次回は「ここを見てその3」です。
2013年08月26日
WELL珈琲新築工事日誌73~ここを見てその1
屋根の仕上げです。

破風、鼻隠しも鋼板張りとしましたが、釘が見えないようにしてあります。釘は下からしか打っていません。

これは下の図のように、釘を伝って水(雨)が入らないようにするためです。

以前見た現場であまりに早く破風と鼻隠しに鋼板を張った現場があり、よく見ると正面から釘で止めてありました。あれでは早く工事は終わりますが、早く傷んでしまいます。
次回は「ここを見てその2」です。
破風、鼻隠しも鋼板張りとしましたが、釘が見えないようにしてあります。釘は下からしか打っていません。
これは下の図のように、釘を伝って水(雨)が入らないようにするためです。
以前見た現場であまりに早く破風と鼻隠しに鋼板を張った現場があり、よく見ると正面から釘で止めてありました。あれでは早く工事は終わりますが、早く傷んでしまいます。
次回は「ここを見てその2」です。
2013年08月23日
WELL珈琲新築工事日誌72~完成写真その5
アプローチは、階段はなく、スロープで玄関まで行けるようにしました。

屋根は、入口の庇を兼ねて△にしてあります。
玄関の横に井戸(WELL)があります。

次回は「ここを見てその1」です。
屋根は、入口の庇を兼ねて△にしてあります。
玄関の横に井戸(WELL)があります。
次回は「ここを見てその1」です。
2013年08月21日
WELL珈琲新築工事日誌71~完成写真その4
外観です。

客席部分は板張り、その他は角波鋼板張りにして、用途と仕上げと配置が一致するようにしてあります。

次回は「完成写真その5」です。
客席部分は板張り、その他は角波鋼板張りにして、用途と仕上げと配置が一致するようにしてあります。
次回は「完成写真その5」です。
2013年08月19日
WELL珈琲新築工事日誌70~完成写真その3
厨房から見ると入口の戸がこのように見えます。お客さんの顔が直接見えないけれど来た事が分るようにガラスを磨った(すった)のです。
同じようにウエイトレスの立つ位置からはこのように見えます。玄関ホールのはめ殺しの窓越しに、来客が分るようにしてあります。
次回は「完成写真その4」です。
2013年08月16日
WELL珈琲新築工事日誌69~完成写真その2
↓がこの建物の「へそ」です。写真奥が客席、手前が厨房、トイレ、2階になります。つまり、ここで(カウンター部分を省いて)完全に客席部分を独立した建物にしています。

ゆっくり珈琲を飲んでいただくため、厨房やトイレ、2階の音は各席に聞こえないように配置したのです。
この柱に続く壁が2階までに続く壁です。2階建て部分を半分に分けて構造計画しています。

次回は「完成写真その3」です。
ゆっくり珈琲を飲んでいただくため、厨房やトイレ、2階の音は各席に聞こえないように配置したのです。
この柱に続く壁が2階までに続く壁です。2階建て部分を半分に分けて構造計画しています。
次回は「完成写真その3」です。
2013年08月14日
WELL珈琲新築工事日誌68~完成写真その1
内観、外観に分けて完成写真を掲載します。
客席です。テーブルが置かれる前の写真。

置かれた後の写真です

ここは、喫煙席になります。
喫煙席には、換気扇をつけて、煙が禁煙席などに行かないように計画してあります。

次回は「完成写真その2」です。
客席です。テーブルが置かれる前の写真。
置かれた後の写真です
ここは、喫煙席になります。
喫煙席には、換気扇をつけて、煙が禁煙席などに行かないように計画してあります。
次回は「完成写真その2」です。
2013年08月12日
WELL珈琲新築工事日誌67~7月13日 厨房機器搬入
大安なので、厨房機器を搬入しました。厨房機器はお施主さんの手配なので、私としては無事図面通り配置できるのかが心配でした。システムキッチンと違い、厨房機器は単品を並べるためにクリアランスをどれだけ取るかハッキリしません。図面上、カウンター側はあまり巾に余裕がなかったからです。
おかげさまで図面通りに設置できました。
水道の蛇口とガス配管すれば、私の工事も終了です。
次回は「完成写真その1」です。
2013年08月09日
WELL珈琲新築工事日誌66~7月中旬 外構工事その3
看板の設置を待って、駐車場のコンクリートを打ちました。

黒いところはドラフタイトです。コンクリートは、暑くなると膨張します、膨張するコンクリートの力を逃がすためにドラフタイトを入れるのです。
写真は、ワイヤメッシュが入っているところです。

黒いところはドラフタイトです。コンクリートは、暑くなると膨張します、膨張するコンクリートの力を逃がすためにドラフタイトを入れるのです。
写真は、ワイヤメッシュが入っているところです。
2013年08月07日
WELL珈琲新築工事日誌65~7月初め 外構工事その2
敷地のそれほど余裕がないので、外構工事は井戸の周りに花壇をつくった他はシンプルにしました。

店へのアプローチ部分のコンクリートを打設しました。
ドアの前は金鏝押えですが、スロープ部分は滑りにくいように刷毛引き仕上げにしてあります。
入り口の通路幅は1.2mにして店に入る方と出る方がすれ違いやすいようにしています。
次回は「外構工事3」です。
店へのアプローチ部分のコンクリートを打設しました。
ドアの前は金鏝押えですが、スロープ部分は滑りにくいように刷毛引き仕上げにしてあります。
入り口の通路幅は1.2mにして店に入る方と出る方がすれ違いやすいようにしています。
次回は「外構工事3」です。
2013年08月05日
WELL珈琲新築工事日誌64~7月初め 外構工事その1
井戸に手押しポンプが付きました。数年使っていなかったので、水が出るか心配でしたが水が出てひと安心です。何しろ、WELL珈琲のWELLとは井戸の事ですから…。
この井戸には設計の段階で泣かされましたが、無事水が出て良かったです。
次回は「外構工事2」です
2013年08月02日
WELL珈琲新築工事日誌63~7月初め 内装工事その4
建具の吊り込みが終了しました。

この入口の戸は、私がデザインしました。ガラスは真中を磨ってあります。中から来客が分り、かつ、店に入るお客さんにはカウンターに座っているお客さんの顔が見えにくくするためです。
この戸は本物の木を使用していますので、普通のレールに戸車では重たくなります。
そこで吊り戸(レールの中に滑車が入っている)にしました。女性の方でも簡単に開けることができます。

次回は「外構工事1」です。
この入口の戸は、私がデザインしました。ガラスは真中を磨ってあります。中から来客が分り、かつ、店に入るお客さんにはカウンターに座っているお客さんの顔が見えにくくするためです。
この戸は本物の木を使用していますので、普通のレールに戸車では重たくなります。
そこで吊り戸(レールの中に滑車が入っている)にしました。女性の方でも簡単に開けることができます。
次回は「外構工事1」です。
2013年07月31日
WELL珈琲新築工事日誌62~6月下旬 内装工事その3
内装工事が完了しました。
腰板の上に壁紙、床にクッションフロアを貼り、店らしくなりました。


後は建具、設備工事で終了です。
次回は「内装工事4」です。
腰板の上に壁紙、床にクッションフロアを貼り、店らしくなりました。
後は建具、設備工事で終了です。
次回は「内装工事4」です。
2013年07月29日
WELL珈琲新築工事日誌61~6月下旬 内装工事その2
この建物では、カウンターなどは巾が75㎝もあるため集成材を使用しましたが、腰板、窓枠他ほとんど本物の木材を使用しています。
大工工事が終わると木部の塗装です。カウンターなどは傷がつきやすいので、ウレタン塗装をトイレ厨房周りには油性ペイントしていますが、その他は植物系の塗料オスモで仕上げています。そのためほとんどにおいがしません。


以前の現場で、化学物質過敏症の方が家族にいた時にも使用しましたが、喫茶店なのでニオイの残らない塗料を使用しました。
次回は「内装工事3」です。
大工工事が終わると木部の塗装です。カウンターなどは傷がつきやすいので、ウレタン塗装をトイレ厨房周りには油性ペイントしていますが、その他は植物系の塗料オスモで仕上げています。そのためほとんどにおいがしません。
以前の現場で、化学物質過敏症の方が家族にいた時にも使用しましたが、喫茶店なのでニオイの残らない塗料を使用しました。
次回は「内装工事3」です。