2015年06月23日
「バケモノの子」を観て~路地の花は何?
「バケモノの子」を観に行きました。細田守監督の新作です。
人が住む渋谷の街とバケモノが住む渋天街が舞台です。母が死に父は離婚していないため一人になった少年蓮がふとしたことで渋天外に紛れ込み、そこで熊徹というバケモノに育てられるという映画です。
細田監督の作品だけあって熊徹、猪王山、宗師、多々良、百秋坊など動物をモチーフにしたキャラは◎でした。
映画は冒頭に出てくる蓮の黒い影が人の心の闇で、バケモノにはなく人にある闇が渋天街と渋谷をとんでもないことになります。熊徹と蓮、猪王山と息子一郎彦、蓮と蓮の本当の父の三つの親子関係、熊徹と猪王山の戦い、ラストの鯨が渋谷を泳ぐシーンと内容は満載です。
バケモノには闇がなく、人には闇、普段見えないモノがある。この映画ではバケモノの世界は平和そのもので、刀をもっていても刀は抜けないようになっています。人の世界こそバケモノノ世界のようでした。
多々疑問点があり、チコは何か、一郎彦のその後は、途中から蓮は渋天街と渋谷を行き来できますが、その理由はわかりません。蓮がなぜ行き来できるようになったかが、路地で見かける花が理由ならおもしろいと思ったのですが・・・少し残念でした。

人が住む渋谷の街とバケモノが住む渋天街が舞台です。母が死に父は離婚していないため一人になった少年蓮がふとしたことで渋天外に紛れ込み、そこで熊徹というバケモノに育てられるという映画です。
細田監督の作品だけあって熊徹、猪王山、宗師、多々良、百秋坊など動物をモチーフにしたキャラは◎でした。
映画は冒頭に出てくる蓮の黒い影が人の心の闇で、バケモノにはなく人にある闇が渋天街と渋谷をとんでもないことになります。熊徹と蓮、猪王山と息子一郎彦、蓮と蓮の本当の父の三つの親子関係、熊徹と猪王山の戦い、ラストの鯨が渋谷を泳ぐシーンと内容は満載です。
バケモノには闇がなく、人には闇、普段見えないモノがある。この映画ではバケモノの世界は平和そのもので、刀をもっていても刀は抜けないようになっています。人の世界こそバケモノノ世界のようでした。
多々疑問点があり、チコは何か、一郎彦のその後は、途中から蓮は渋天街と渋谷を行き来できますが、その理由はわかりません。蓮がなぜ行き来できるようになったかが、路地で見かける花が理由ならおもしろいと思ったのですが・・・少し残念でした。