2016年06月15日

「64後編」を観て~3人の娘を待つ父の物語

映画「64後編」を観に行きました。
前編では2人でしたが形は違うが娘を失った3人の父の物語でした。64年に娘を誘拐殺人された雨宮、14年の誘拐事件の父目崎、そして娘が行方不明になっている主人公三上の物語です。

約2時間退屈せずに観られましたが、ちょっと荒い感じがしました。」前回時間をかけたシーンがまとまりがない、マスコミと広報、県警と本庁どうしようもない組織のシーンが、もっと簡単にスピードを上げてラストの三上の行動でスパッと終わるようになっていた方がよかったのではと思いました。

その他にもラストで瑛太が気づくシーンどこにいたのか? 三上が目崎をはめるに至るシーン、雨宮と幸田の接点シーン、夏川が最後に警察に呼ばれたシーン(ここで娘の電話があると思いました)、なぜか鉄塔の下に一台だけ廃車があるなど…そして、なぜ14年前に目崎は女の子を殺したのか理湯がハッキリしていた方がいいのでは…疑問残るシーンが多々ありました。

三上が指揮車の中で、父親になったシーンで警察官ではなくなり、ラストのシーンになる流れはよかった思います。

後編は、前編と違い佐藤だけでなく永瀬と緒方の演技が◎でした。前編で永瀬がこざっぱりしたことには意味がありました。やせた永瀬の演技は良かったと思います。
64


  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話