2017年05月24日

「メッセージ」を観て~もう一度見て確認したい作品

「メッセージ」を観てきました。ある日、正体不明の黒い物体12隻(形は柿の種に似ている)、世界各地12カ所に現れる。宇宙人の侵略か、世界中は大騒ぎになる。

言語学者のルイーズは、アメリカ軍に依頼され宇宙人との会話を試みるがうまくいかない。そこで、文字をボードに書くことから、宇宙人は墨のように一筆に円を書く。この円一つで文章になっていることが分かる。そして解読した言葉は
                   「武器を与える」
世界は騒然とし、情報を共有しない、バラバラになり宇宙船に攻撃を…。そして、宇宙人との戦いに…とはならないのがこの映画です。

宇宙人は何のために地球にきたのか、ルイーズの役割は…。

冒頭から、ルイーズの娘の映像が所々で入ります。小さい頃から若くして死んでしまうまで映像が流れます。その理由は最後にならないと分かりません。

宇宙人が現れるから、SF映画と思われますがどちらかというと、観客に映像の意味を考えさせる映画で、冒頭のルイーズの言葉が鍵です。これから観る人は初めのルイーズの言葉を覚えておくことです。

もう一つ、日本のタイトルは「メッセージ」ですが、確かに映画では宇宙人のメッセージを解読するのですが、原題「ARRIVAL」は「到達する」という意味です。到達するのが何かが鍵です。

これから観に行く人のために、これ以上書きませんが、見終わった後もう一度観て確認したいと思いました。
メッセージ


  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話