2012年10月02日

吹き抜け3~吹き抜けの壁は2倍の高さ

現在の計算は、壁の力や配置に重点が置かれていますが、吹き抜けの周りの壁は普通の壁より高さが2倍になります(下図参照)。

高さが異なる壁が混在して地震などに抵抗することになります。また、床がないため水平力の伝達がスムーズにいきません。吹き抜け廻りの壁は、バラバラに働くことが考えられます。

木造住宅は細かい材料をたくさん組合せてできています。ですから、バラバラに壁が働けばバランスが崩れ、災害時に分散して全体で力を受けられずに、局部に力がかかってしまうかもしれません。


吹き抜け3~吹き抜けの壁は2倍の高さ



同じカテゴリー(今昔話)の記事画像
吹き抜け5~照明器具をつけるところが…
吹き抜け4~大きいほど弱くなる
吹き抜け2~床、水平部材の役目
吹き抜け1~大きな吹き抜けは大丈夫?
大工の数 40万人を切る2
大工の数 40万人を切る1
同じカテゴリー(今昔話)の記事
 吹き抜け5~照明器具をつけるところが… (2012-10-10 19:03)
 吹き抜け4~大きいほど弱くなる (2012-10-09 18:46)
 吹き抜け2~床、水平部材の役目 (2012-09-26 16:00)
 吹き抜け1~大きな吹き抜けは大丈夫? (2012-09-24 18:28)
 大工の数 40万人を切る2 (2012-03-15 20:11)
 大工の数 40万人を切る1 (2012-03-14 18:21)

Posted by まちの大工さん  at 18:02 │Comments(0)今昔話

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


ロゴ

新規登録 | ログイン | ヘルプ
 [PR] 簡単・無料!どすごいブログをはじめよう!