2011年09月16日

学校では教えてくれない―補足(了)


8月19日の朝日新聞に「先生が大工に弟子入りする」という記事がありました。
工業高校の先生が、大工に木造技術を教えてもらう内容です。

学校では教えてくれない―補足(了)




















ここまで書いたように、大学も高校も木造を教えてくれる先生はほとんどいません。
いっそのこと、大工を先生にしたらいいと思いますが、教員資格がないのでダメだと思います。

教えられる大工は先生ではなく、教えられない人が先生をしているおかしな話です。

「建築は大工が造ってきたが9,16,22」などに書いたように、この10年でこの業界の人の構成が変りました。大工になりたくても経験する場所はどんどんなくなっています。

就学年数が長くなり、社会に出る年齢が高くなっている今、以前と変らない教育体制でいいのでしょうか?

このタイトルは7で終了の予定でしたが、この記事を見て追加しました。



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Posted by まちの大工さん  at 19:03 │Comments(0)今昔話

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