2012年08月08日

「プロメテウス」を観て

「プロメテウス」の特別上映に行きました。
リドリースコット監督の話題作です。しかも、3D。

とにかくテンポ良く進みます。冒頭の荒涼としたシーンから、惑星に着くまで20分ほどです。
ネタばれになるので非常に書きにくいですが、初めに出てくるシーン、アンドロイドのデヴィット(アラビアのロレンスのピーター・オトールに似ています)が宇宙船の中を案内します。このシーンは後で生きてきます。

船長をはじめ10人程のクルーがいますが、それぞれにキチンと描かれています。主人公のエリザベスは、途中とんでもない目(神話のプロメテウスは、ゼウスの怒りを買い、腹を割かれますがそれに関連しているのでしょうか)に遭いますが、ラスト近くで科学者としての心とかつ、人として節度、良心に板挟みになります。
意外なことは、戦闘シーンと呼ばれるようなシーンはありません。

プロメテウスは人に火を与えた神ですが(そういえば、冒頭で「アラビアのロレンス」がマッチを消す映像がありますが何か意図があるのでしょうか?)、プロメテウスの最後は地球を助けます。そのシーンもテンポが非常にいいです。そしてラスト、「エッ!」と驚くシーンで終わります。

3Dの使い方は◎です。特にホログラムのシーンは最高です。映像もきれいでした。

ネットで見ると、いろいろ書かれていますが、2時間程の映画ですが時間を忘れます。単純に作品を楽しむ方がいいと思います。あの「エイリアン」でも79年公開当初から話題にはなりましたが、傑作とまでは言われなかったと思いますから。
「エイリアン」のように続編が作られるでしょうか?エリザベスの行動は、エイリアンのリプリーの行動に煮ているような気がします。

もっと書きたいですが、公開前なのでこれぐらいにしておきます。


  


Posted by まちの大工さん  at 16:18Comments(0)映画の話