2015年09月28日

「アントマン」を観て~空飛ぶ機関車トーマス

映画「アントマン」を観に行きました。
(もしかしたら)最低身長のアントマン=蟻男が活躍する映画です。いつもと違うのは、主人公スコットの職業は泥棒です。服役しますが、また、同じことをしてアントマンになります(本当ははめられたのですが)。アントマンとして活躍する目的も、世界平和ではありません。娘に認めてもらいたいからです。おまけに助ける仲間は、泥棒の仲間という情けない主人公です。

小さなアントマンの視点で描かれるのは、CGで何でも作れる時代でも非常に面白かったです。特にラストのダレンとの戦いの場は、地球上とか宇宙とか壮大なスケールでなく、なんとスコットの娘の部屋です。機関車トーマスのおもちゃを舞台に戦いますが、アントマンの視点では列車を放り投げるのですが、ここで普通の人の視点が入ってきます。普通の人が見ると、トーマスのおもちゃの機関車が飛んでいるだけ、まったく迫力がありません。このギャップを見せるところが◎でした。

再びアントマンが登場することは、途中のエピソードとエンドロールのカットでわかります。エンドロールが始まり途中で帰る方がいましたが、最後まで見ないと損です。なにしろ、マーベルスタジオの作品ですから。

アントマン


  


Posted by まちの大工さん  at 08:00Comments(0)映画の話