2012年07月25日

西の窓が大きい家1

下の写真は、 最近見た建て売り住宅です。あるメーカーの住宅です。南東、南西から撮った写真です。

南向きの家(玄関は南にある)なのに、南の窓は写真のとおりたて長の小さい窓、東西の窓は普通の窓。なぜか、西と東の窓の方が南より大きいのです。

昔の家は、ほとんど西の窓には開口部はありません。夏の暑い日差しと冬の北西の風を防ぐためです。
耐震のバランスを取るためという理由は分りますが、それならば、もっと面積の小さい窓にすることを考えるべきだと思います。

断熱ガラスの性能が上がったからという理由も考えられますが、いくら性能が上がっても壁の厚みに比べたら問題外だと思います。それとも、エアコン等の設備があるから大丈夫というのでしょうか?

もっと考えられない方法で、日射制限しているというかもしれませんが、西窓から光とともに熱が家の中に入ることに変わりないと思います。

この家の設計者は、知っていてこの図面を書いたのでしょうか?それとも知らないで書いたのでしょうか?

西の窓が大きい家1




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Posted by まちの大工さん  at 19:22 │Comments(0)こちら現場です

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