2012年01月18日

「ロボジー」を観て

「ロボジー」を観に行きました。
前作「ハッピーフライト」と同じ矢口史靖監督の作品です。

ストーリーは単純、電機メーカーの社員がロボット製作を命令されたが、製作中に窓から落下して壊れてしまい仕方なく、ボットの中に入ってくれる人を募集、その人がジジイなのでタイトル「ロボジー」です。

冒頭に一人暮らしの老人の寂しさが語られますがそれが後々生きてきます。

ロボット博覧会で状況は変わります。ロボジーは「おてもやん」を踊り、女の子を事故から救います。そのことから、木村電器のロボット、「ニュー潮風」は一躍スターになります。
TVや新聞で自分はだまされてロボットにされたことで一度は怒りますが、娘夫婦と孫にも嫌われていたため、再びロボットに入ります。

ロボットオタクの女子大生吉高は、はまり役で◎。
木村電器の3人組と社長の配役も◎でした。

脚本もいい。ファーストシーンの「壊れるシーン」と「吉高を救うシーン」が最後までストーリーの鍵となります。主人公のジジイが社会に必要とされることが、嫌でもあり良くもある微妙なところも同じように最後まで鍵となります。また、なにより、一応はピーエンドになるからでした。

ただ、竹中直人のシーンやEVのおならのシーンは予告編に出ていないほうがよかった。どちらか一方でもいいから。映画の途中であのシーンとわかってしまったので残念。

前作の「ハッピーフライト」のパンフレットも凝っていましたが、今回は○○○と同じ形で◎。
正月早々、笑い声が劇場に多い映画でした。
映画のエンドロールにアニメのロボジーが出てきます。パンフレットにも出ていますが、この絵がいい。下の絵参照。


  


Posted by まちの大工さん  at 19:59Comments(1)映画の話