2014年01月07日
「ゼロ・アクティビティ」を観て~サンドラの体力は凄いけれど
先日公開された「ゼロ・アクティビティ」を観ました。予告編を観ていたせいか驚くような映画ではありませんでした。その意味では物足りなかったです。
映像体験する、しかも3D、観客が宇宙にいるような体験をするという映画ですが、申し訳ありませんが、映像はそれ程でもありません。CGで何でもできる時代ですから、宇宙のシーンを見ても驚きも珍しさもない映画でした。
ストーリーもたいしたことなく途中でコワルスキーは宇宙の彼方に消えますが、ストーンの前に一度帰ってきます。そんなバカなことがと思いましたが、ストーンの夢でした。このシーンがあるため、ストーンは必ず地球に帰ることが分ってしまいました。本当に宇宙の彼方から、コワルスキーが帰ってくる方が良かったのではと思います。
アメリカ、ロシア、中国と宇宙船を渡り歩いて助かるストーリーはある意味平凡で、地球に帰る道筋もコワルスキーの言った通り、意外性は全くありませんでした。
この映画の凄いところは、サンドラ・ブロックの演技、体力でしょう。相当鍛えたらしく、筋肉は素晴らしく、ほとんど宙吊りですから、ラストで地球の大地に立つシーンは◎でした。
30年以上前に「2001年宇宙の旅」を観ました。その時すでに初公開から10年経っていましたが、まだ人類が月に行ったことがなく、もちろんCGもないのに月から地球を見た映像、木星の映像、宇宙の彼方に飛んでいくプール飛行士のシーンなどどうやってつくったのかと思いました。今なお「2001年宇宙の旅」は名作と言われていますが(私もそう思っています)、ゼロ・アクティビティは2001年の様な評価にはならないでしょう。そこまでのストーリーがないからです。2001年を見ていなかったら凄い映画と思ったと思います。

映像体験する、しかも3D、観客が宇宙にいるような体験をするという映画ですが、申し訳ありませんが、映像はそれ程でもありません。CGで何でもできる時代ですから、宇宙のシーンを見ても驚きも珍しさもない映画でした。
ストーリーもたいしたことなく途中でコワルスキーは宇宙の彼方に消えますが、ストーンの前に一度帰ってきます。そんなバカなことがと思いましたが、ストーンの夢でした。このシーンがあるため、ストーンは必ず地球に帰ることが分ってしまいました。本当に宇宙の彼方から、コワルスキーが帰ってくる方が良かったのではと思います。
アメリカ、ロシア、中国と宇宙船を渡り歩いて助かるストーリーはある意味平凡で、地球に帰る道筋もコワルスキーの言った通り、意外性は全くありませんでした。
この映画の凄いところは、サンドラ・ブロックの演技、体力でしょう。相当鍛えたらしく、筋肉は素晴らしく、ほとんど宙吊りですから、ラストで地球の大地に立つシーンは◎でした。
30年以上前に「2001年宇宙の旅」を観ました。その時すでに初公開から10年経っていましたが、まだ人類が月に行ったことがなく、もちろんCGもないのに月から地球を見た映像、木星の映像、宇宙の彼方に飛んでいくプール飛行士のシーンなどどうやってつくったのかと思いました。今なお「2001年宇宙の旅」は名作と言われていますが(私もそう思っています)、ゼロ・アクティビティは2001年の様な評価にはならないでしょう。そこまでのストーリーがないからです。2001年を見ていなかったら凄い映画と思ったと思います。