2014年01月31日

「キリングゲーム」を観て~ラストの不思議なさわやかさ

先日公開された「キリングゲーム」を観ました。ロバート・デ・ニーロの新作です。最近のデ・ニーロの作品はコミカルな役とか主演がなく、久し振りの主演、しかも、トラボルタと一騎打ちということで他の正月映画からこの作品を選びました。

映画は、ボスニア紛争の生き残りのトラボルタが兵士として戦場にいたデ・二―ロに復讐(?)する内容です。決闘の舞台は隠居生活するデニーロの山、攻守が何度も入れ替わり、一体どうやってお終わるのか、映画を見て行く途中でワクワクしました。

戦う武器は、弓、ナイフ、数々の仕掛け、石、ロープ、など様々、銃は出てくるが使用しない不思議な決闘です。殺人が目的でないことがこのあたりにからも予想できたかもしれません。あくまで観た後の感想ですが。

二人とも、ボスニア紛争の事が忘れられない、絶ち切れない、この戦いで今まで溜まっていたモノが吐き出され、ラストのシーンに繋がっていきます。月明かりの中での戦いが終わり、朝日を座ってみるシーンとなります。い雨まで戦っていた同士とは思えないさわやかさが朝日と共にありました。
意外で、何とも言えないラストでした。

キリングゲーム


  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)映画の話