2014年01月29日
「小さいおうち」を観て~タキが結婚しなかった理由は?
先日公開された「小さいおうち」を観ました。山田洋二監督の新作です。
映画は昭和初期にお手伝いとして東京で働いたタキを現代は賠償が昔は黒木が演じ、現代の賠償が過去の思い出を語り、現代と過去を行ったり来たりする山田監督しては珍しい作品です。女中だったタキが松演じる時子の恋愛に巻き込まれ、ある秘密を抱いたまま年をとりその過去を妻夫木演じる甥(?)が聞き取って話は進みます。
たくさんの俳優と丁寧なセットなどラスト近くまではどうなるのだろうと思っていました。過去編のラストで、松と片岡夫妻は戦争で亡くなったことが語られます。生死不明なのは二人の子供恭一(晩年を米倉が演じる)と時子の恋人吉岡演じる平岡。
その後のシーンで妻夫木と小林と夏川がタキの遺品の中から手紙を見つけます。松が吉岡にあてたあの日の手紙を。この時に、手紙があるということは実は、過去編のラストで手紙を届けに行ったが吉岡はいなかったと語られましたが実はそれはウソだったことになります。本当は手紙を吉岡に届けたと松に言い、渡したが吉岡は松に会いに来なかったことになっていたということです。
この後、平岡は戦後生きていたことが分ります。私はてっきり、戦後にタキは平岡に会い、結婚を考えますが昔の事松と吉岡の事が気になり結婚しなかった、その後も結婚しなかったのか…と勝手に思いましたが、手紙を年をとった米倉演じる恭一に渡して終わりでした。最後にもう一ひねりあると思ってしまいました。残念。

映画は昭和初期にお手伝いとして東京で働いたタキを現代は賠償が昔は黒木が演じ、現代の賠償が過去の思い出を語り、現代と過去を行ったり来たりする山田監督しては珍しい作品です。女中だったタキが松演じる時子の恋愛に巻き込まれ、ある秘密を抱いたまま年をとりその過去を妻夫木演じる甥(?)が聞き取って話は進みます。
たくさんの俳優と丁寧なセットなどラスト近くまではどうなるのだろうと思っていました。過去編のラストで、松と片岡夫妻は戦争で亡くなったことが語られます。生死不明なのは二人の子供恭一(晩年を米倉が演じる)と時子の恋人吉岡演じる平岡。
その後のシーンで妻夫木と小林と夏川がタキの遺品の中から手紙を見つけます。松が吉岡にあてたあの日の手紙を。この時に、手紙があるということは実は、過去編のラストで手紙を届けに行ったが吉岡はいなかったと語られましたが実はそれはウソだったことになります。本当は手紙を吉岡に届けたと松に言い、渡したが吉岡は松に会いに来なかったことになっていたということです。
この後、平岡は戦後生きていたことが分ります。私はてっきり、戦後にタキは平岡に会い、結婚を考えますが昔の事松と吉岡の事が気になり結婚しなかった、その後も結婚しなかったのか…と勝手に思いましたが、手紙を年をとった米倉演じる恭一に渡して終わりでした。最後にもう一ひねりあると思ってしまいました。残念。