2014年07月03日

「訪問販売リフォームによるトラブル」の記事から5 雨漏りは雨が漏るから雨漏り…

最近は新聞記事のように、雨漏りすると言って不安をあおる例が多いようです。

毎年、私のお客さんから訪問業者に言われたと言って電話があります。

  私   「雨が漏っているのですか?」
お客さん 「漏っていない」
  私   「では漏ってから電話して下さい」と返事をします。

なぜなら、漏っていないのに漏るところを特定することなどできるわけないからです。
雨漏りすれば、天井裏に入って雨が漏っている痕跡を見つけ、それから屋根に上がって雨漏りしている場所を探します。シロアリ被害も同じ、シロアリがいないのにシロアリの被害が出るとは言えません。雨漏りもシロアリも「たぶんそうなる」では工事できないのです。たぶんとかおそらく雨漏りすると言って、もらなかったらウソをついたことになります。ウソをついて工事し、お金をもらえば詐欺になってしまいます。雨の量が少ないとか言う理由を付けるのなら、雨がどんな気象条件で降れば雨漏りするのか初めに説明すべきです。

雨漏りは雨が漏ってから雨漏りで、雨漏りしていないのなら雨漏りではありません。当たり前のことです。下から見て雨が漏るかもらないかわかる人などいません。屋根に穴があいている。瓦が割れているなどしてない限り絶対に漏るかわからないのです。





  


Posted by まちの大工さん  at 09:00Comments(0)訪問リフォーム


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