2012年06月12日
「木造建築の知識不足から間違った判定」の記事から
6月11日の朝日新聞の記事に、昨年の地震で被害のあった歴史的価値の高い建造物を、文化庁が派遣した「文化財ドクター」が、知識不足から間違った判定をしている記事がありました。
記事によると、木と土で造られた建物の知識不足から、直せないと判断したことなどが書いてありました。中にはすでに解体されてしまった建物もあったようです。
また、記事には、近年の建築の教育が鉄筋や鉄骨の教育に重点を置いたため、木造建築の知識が備わっていないことが指摘されていますが、このことは、近年ではなく、明治時代に大学ができてから学校では教えていません(学校では教えてくれない1,2参照)。
学校でなぜ教えないかは、日本の木造技術は大工がずっと伝えてきたため、明治の時に木造は大工の仕事とされ、鉄筋や鉄骨しか学校では教えないからです。先生は教えられませんから「学校では教えてくれない8」に書いたように、工業高校の先生が、大工に弟子入りしたりするのです。
このことを以前に、お客さんに言ったところ、大変驚いていました。
「学校では教えてくれない5,7」に書いたように、パソコンとプレカットの普及は、木造の文化財の判定ができる人を育てる時と場所を奪い、ますます、良い技術者は育たなくなると思います。大工も知らなくなるため、今度どこかで大きな地震があり、木造建築物に被害が出ても間違った判定から、解体される建物が出ると思います。

記事によると、木と土で造られた建物の知識不足から、直せないと判断したことなどが書いてありました。中にはすでに解体されてしまった建物もあったようです。
また、記事には、近年の建築の教育が鉄筋や鉄骨の教育に重点を置いたため、木造建築の知識が備わっていないことが指摘されていますが、このことは、近年ではなく、明治時代に大学ができてから学校では教えていません(学校では教えてくれない1,2参照)。
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